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電脳の妖精~突然撃ち込まれたミサイルと二次元美少女からの犯行声明
- その萌えキャラ、要注意!
ネット社会の闇を題材にした、現代だからこそ響く物語
学校裏サイト・グループLINE・匿名掲示板。この物語は、顔が見えない場での人間の悪意が痛烈に描かれています。
そして、ネットでの声明を"いたずら"と捉えて楽観的に流してしまう社会。現代日本の危機感の無さをも痛烈に皮肉っていますね。
今の時代にスマホを持たない、ちょっと変わった主人公。でも、その壮絶な過去を知れば彼の強さを理解するでしょう。
ネットの怖さを誰よりも知る彼だからこそできること。犯行声明を出す謎の萌えキャラと、どう向き合っていくのか? この辺りが肝となりそうです。
まだ序盤ですが、足場固めは十分以上。これからの展開にも、非常に期待が持てます。
先の展開を予想しながら更新を待ち、あなたも一緒にこの作品を追っていきませんか?
CO-ROU・THE・CHRONICLE~虎狼忍術史伝~
- VRMMOとJapanese Ninjaの奇跡的相性(マリアージュ)
VRMMOモノの小説はSAOしか読んだことない。
そんな方が沢山いると思います。
しかし、この作品はそんなVRMMO初心者に。いや、初心者にこそハマる。
ゲームの中の世界ということで、敵キャラや世界観的に西洋的なものが多いイメージのVRMMOモノですが、この作品は和の代名詞、「忍者」がテーマになっています。
VRMMOと忍者、この組み合わせが想像以上に噛み合っていて面白い。
特に、「奥義」と名付けられたシステムがこの作品のより面白いものにし、他作品と差別化する重要なものになっています。
極めつけは作者様の構成力と文章力。
プロローグからいきなりゲーム内の世界で始まり、読者を物語に引き込んでくれます。
続く物語の骨子となるゲームの説明場面も登場人物内の会話で成り立っており、読むのに苦を感じさせません。
騙されたと思って第一話をクリックしてください。
いつの間にか最新話に到達します。
シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~
- 練りに練られた設定の中で主人公が生き生きとしている作品
作者は自他共に認める設定厨。
作中に出てくるゲームには一つ一つに魅力が詰め込まれている。シャンフロにフェアクソ、幕末、鯖癌、便秘、etc……両手では数え切れない数のゲームのほとんどに設定が組み込まれており、それだけでは飽き足らず設定置き場を作ったりする異常っぷり(褒め言葉)
そして何よりも戦闘描写が物凄くかっこいい、変則的で変態的な主人公から繰り出される浪漫技の数々。盛り上げてまた盛り上げてさらに盛り上げる。エモい!エモすぎるぞ!
申し訳程度の恋愛パートですら面白い。まず、ヒロイン。お前やる気あるのか?恋愛力を戦闘力に変換してるせいでもうヤバイ(語彙力
作中に出てくるキャラクターの個性の強さも必見だ。闇属性スーパーモデルに総受けプロゲーマーに超光属性少女。個性の殴り合いしてるはずなのにそれが良さを際立たせている。
wikiや動画、二次創作まで出される始末。
最後に一言。シャンフロは最高だ!
『プレアデスディメンションオンライン』
- やりたいことを全力で!
本作の舞台は近未来。
これまで実現不可能とされてきたフルダイブ/フルコネクト型VRゲームが実用化された世界。
数多の種族、数多のスキルが存在する、スキル制MMOを手に入れた主人公は、ゲーム世界でやりたいことを全力で楽しむことに。
本作の魅力を語るなら、それは舞台設定がとても細かいこと。
こういう世界観を作りたいという作者の熱意が良く伝わってくる。
ステータス表示一つとってもきちんと計算式に当てはめられた数値がある。
更新されていく様を細かく描いているので、主人公の成長が一目でよく分かる仕組みだ。
文章はとてもきれいで読みやすく、必要のない描写は極力削って行くのでサクサク読み進められる良作。
是非ご一読を。読めばその全てを肌で感じ取れるはず。
ネットゲームで対戦相手を煽ったら、何故か同級生の女の子に踏みつけられている
- 感じるだろ、この世界に住む人々の息吹を
ネトゲの中で悪名轟く少年が、VR世界で剣士の少女を死体蹴りしたら、現実世界で報復されてしまった物語。
ヒロインの栂坂佳奈は眼鏡を掛けた大人しめな文学少女なのだけど、ゲームで踏まれた復讐に主人公の四埜宮悠木を踏みつけ返すという攻撃的な一面も。けど単なる暴力ヒロインじゃないわよ!
「四埜宮くんは単なる屑なんですかね」と敬語で罵る優しい娘だから、読者のMっ気を刺激してくれるの!
ゲームで踏みつけ、リアルで踏まれ。そんな逆転する関係を通して徐々に交流を深めていく二人を眺めていると、彼らの飛び込む仮想現実の世界もまた、プログラムの集合に過ぎない虚構なのではなく、五感を刺激する確かな存在感のある実体なのだと教えてくれる。
照り付ける苛烈な陽光を、紡がれてきた国家の歴史を、戦いに生きた誇り高き戦士の魂を。
読めばその全てを肌で感じ取れるはず。