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俺たちが世界を作り直すから、悪と魔物は滅んでください
- 過酷な運命に抗おうとする少年の復讐譚。
-
復讐を誓って、一度死んで魔人となって生まれ変わることを選んだ少年の運命を描くダークファンタジー。
冒頭から、故郷の村は滅ぼされ、夢を語り合った幼馴染の女子も魔物に殺されてしまうという展開。
助けてくれた美少女剣士に、死か忠誠か選べと迫られる。
忠誠を選べば、魔人となって力を得ることが出来るが、敵に組する人間を躊躇なく殺すことや、もともと友達だった者たちが魔物に変えられてしまったような場合でも、その者と戦い打ち倒さなければならないという過酷な運命が待っている。
少年は、忠誠を選んだ。物語が始まった。
まだまだ序盤だが、これからの主人公の運命と活躍に期待が高まる内容だった。
本格派ダークファンタジーの開幕だ。
空のパンドラ
- この作品は【体感する小説】です! "ふわふわ"とした夢のような時間を楽しんでみてください
-
小説って文字を読むものだと思っていませんか?
それは違います。文字という情報を受け取って、頭で読んでいるんですよ!
≪読者へどのような印象を与えるか?≫
狙って書ける方もいるのでしょうが、これを感覚で行えてしまうのは才能なのでしょう
この物語が正にそれ。読んで抱いた"ふわふわ"した印象が作品の世界観であり、設定そのものでした……
単語・言い回し・文体……。そういった、見えているけれど見えづらい部分。そこにこそ作者さまのセンスが大きく影響してくるのでしょう
【夢のような世界観の物語】
"落ち人"という特殊な形で異世界転移してくる者がいる世界。彼らは異能を持ち、"落ち人"どうしで殺し合えば相手の異能を奪えてしまう
物語は2人の"落ち人"が出会うことから始まり――
あなたも、この不思議な体験をしてみませんか?
最強賢者が転生した先は、女性しか魔法を使えない異世界でした。胸の大きさ=魔力の世界で勇者を無視して魔王軍をボコったら追放されたので、婚約破棄された悪役令嬢や貧乳メガネと引きこもってスローライフしたい。
- 諸君、私はおっぱいが好きだ。諸君、私はおっぱいが大好きだ。巨乳が好きだ。美乳が好きだ。貧乳が好きだ。微乳が好きだ。無乳が好きだ。魔乳が好きだ。この地上にある、ありとあらゆるおっぱいが大好きだ。
-
賢者で現代知識もあるというチート主人公が好きだ。
物理も魔法も最強という言葉に心がおどる。
力を隠してバフ(豊胸)という設定が好きだ。
しれっとパイタッチする主人公に胸がすくような気持ちだった。
胸を触るとヒロインの胸が大きくなる様などはもうたまらない。
いきなり胸に触られて感謝しているチョロインは最高だ。
特にイベントもなく主人公に好意を抱いている受付嬢には絶頂すら覚える。
諸君、私はおっぱいを天国の様なおっぱいを望んでいる。
諸君、私に付き従うなろう読者諸君。
君達は一体何を望んでいる?
ーーおっぱい!おっぱい!おっぱい!
よろしい、ならばおっぱいだ。
この作品は満身の力を込めて今まさに書かれんとするテンプレだ。
だが寸止めエロハーレムで堪え続けてきた我々にただのおっぱいではもはや足りない。
大おっぱいを!一心不乱の大おっぱいを!
ウイスキー先生より全なろう読者へ。
揉むぞ、諸君。
不死の果実は誰のために!
- 面白い。このひと言がすべてだ。
-
本作は、特別な少女と出会い、契約者として選ばれる主人公と、それを巡る戦いを描いたファンタジー物語。
ただ一言で本作を表すのならば、面白い。これに尽きる。
無邪気なヒロインによって激変する日常と、振り回される主人公。謎の力の目覚めに戸惑いながらも、走り出さずにはいられない。
そんな王道ファンタジーの基礎の部分が、確かな文章力によって豊かに表現され、この物語の世界観をしっかりと支えている。まるで映像が流れ込んでくるように、シーン一つ一つを苦労なくイメージできる。
読者の中にファンタジー感をはっきりと想起させつつ、本作独自の設定を盛り込んで、新しい物語を作り上げている。万人受けすること間違いない。
物語はまだ序盤。ここから始まるであろう冒険譚を楽しむならば、今から追い始めるのが良いはずだ。
是非、ご一読を!
DIE CORN ~転生したら大根だったがな!~
- その男、「大根」につき(いや、マジで……)
-
すさまじいまでの転生物語である。 現実世界でポックリ逝っちゃった主人公が転生するのは、規格外の勇者や魔術師が定番です。
そんでもって身分は王子様やお姫様。
悪くても貴族の御曹司とかでしょう。
でも、本作は違います。
主人公が転生したのは「大根」。
「おおね」さんという日本中に二千人弱おられるレアな苗字のお宅に生誕したわけではありません。
文字通り、おでんで定番の、あの「だいこん」に転生したのです。
(イメージ図;2月17日の活動報告)
大根に転生した主人公は、新しい命を授けてくれたトトンヌに従い、村を蹂躙する……のは止めて、村娘ミーナを救うためにトトンヌを騙し討ちにします。
はは、やるねえ!
よっ! 大根役者!(誉め言葉)
本作は「大根」に転生した主人公が、次々と襲い来るげっ歯類と戦ったり、おかしな名付けに意気消沈したりしながら世界を旅する冒険活劇です。多分!
月見山りりはヒトデナシ
- 私はこの作品にのめり込んだ。何故なのか、それを考えてみた。
-
目新しく誰もが驚く素晴らしい設定がある訳でもなく、文章の美しさが特別ずば抜けて高く美しい訳ではない。
しかし、私がこの物語にのめり込んだ。
それは何故かーー
それは説得力のある世界観。
内容を素直に受け止められる読んでいて心地の良い文章。
そして、素敵な世界で等身大に動く主人公たちに魅力を感じたのだ。
丁寧に細かく作られた世界観に基づいて動く物語は「確かにそういう時はそうなるかもな?!」と頷くもの。
もし、この世界に来たならこういうやりとりがあるのかな、こういう過程があるのかなと納得させられた。
キャラも各々の個性を世界観に溶け込ませ、分かりやすく物語を展開しようと動いている。いや、生きている。
また、タイトルの"ヒトデナシ"という部分。
なるほどいいセンス。私もこういうタイトルをつけたい。
読めば分かる。読んで、ハイセンスと頷いてくれ。
四度目は嫌な死属性魔術師
- ゾンビモノのゾンビ側が主人公
-
「この作品には 〔残酷描写〕 が含まれています。」
この一文を他の作品と同程度に捉えてはいけない。
書籍化もしてて、5巻発売目前ですが…… 私は書籍化の一報を目にした時、担当編集の正気を疑いました。
死体改造したり、食ったり、「主人公が」食われたりします。
あと、登場人物の年齢がおかしい。
「0歳の宿敵」とか「3歳の勇者」とか普通に出てくる。
とはいえ、トガってるのはそのくらいで、その他はなろうでは見慣れたスローライフ系。
ちょっと主人公が過労で耐性スキル獲得したり、皇帝になってかなり広大な領域支配するようになったりするけど。
主人公の行動理念も明確です。
周りの大切なヒトを守ってたり、怨みある敵は徹底的に叩いたりします。
ちょっと守る相手が神様とその信者だったり、異世界に居たり、敵も最高神だったり多世界の輪廻神だったりするだけです。
以上のように、安心して読める作品です。
猫と月の夜想曲
- 果たして、フィーナは魂の伴侶と巡り会うことが出来るのか。
-
幼子の間に誰もが、魔力を持つ小動物を魂の伴侶とする世界。
主人公の女の子フィーナは同世代の皆が魂の伴侶を得るなか、たった一人だけ、まだ魂の伴侶を得ることが出来ずにいた。
迫りくる期限。果たして、フィーナは魂の伴侶と巡り会うことが出来るのか。
非常に柔らかなタッチで、主人公を取り巻く世界が描かれている作品です。読んでいてとても心地がよい。
それは、文章から滲み出す優しさと、端的で的確な描写力があるから。
無駄がないのに、豊かな情景を、複雑な心理を巧みに描写されていて、文体のテンポがとても素晴らしいです。
フィーナをめぐる魂の伴侶の物語、目が離せません。
ファンタジー初心者用語解説
- 創作のヒントに
-
①手芸品、民芸品などの工作物の総称。主に手作りのモノ。
・なるほどなるほど。その通りですね。観光地で見かける手作りのお土産なんかも入りますね。
②ビールでいえば『手作りビール』。大手メーカーのビールとは一味違うモノ。
・そうかそうか。確かに地ビールを見かけると、つい頼んでしまいますね。
③悪役令嬢による新しい街づくり。
・ん? なんじゃそりゃ? ほうほう、【職人】スキルを持つ悪役令嬢カグヤ・ルルブの街づくりとな? これは新しい定義ですね。
とはいえ、お嬢様のカグヤ・ルルブひとりでは街は作れません。
気のあう仲間と力をあわせて建物を作り、畑を耕します。
噂を聞きつけて、これから住民たちも増えていくでしょう。
悪役令嬢カグヤ・ルルブの街づくりは始まったばかり。
ちょうど良い機会です。
皆さんも住民登録されてみてはいかがですか?
悪役令嬢は最強の風魔法使いで、今はクラフトに夢中であり、町づくりに興味津々です
- 『クラフト』とは何を意味するのか調べてみる。
-
①手芸品、民芸品などの工作物の総称。主に手作りのモノ。
・なるほどなるほど。その通りですね。観光地で見かける手作りのお土産なんかも入りますね。
②ビールでいえば『手作りビール』。大手メーカーのビールとは一味違うモノ。
・そうかそうか。確かに地ビールを見かけると、つい頼んでしまいますね。
③悪役令嬢による新しい街づくり。
・ん? なんじゃそりゃ? ほうほう、【職人】スキルを持つ悪役令嬢カグヤ・ルルブの街づくりとな? これは新しい定義ですね。
とはいえ、お嬢様のカグヤ・ルルブひとりでは街は作れません。
気のあう仲間と力をあわせて建物を作り、畑を耕します。
噂を聞きつけて、これから住民たちも増えていくでしょう。
悪役令嬢カグヤ・ルルブの街づくりは始まったばかり。
ちょうど良い機会です。
皆さんも住民登録されてみてはいかがですか?
リライトトライ
- タイムリープで青春をやり直す! ~過去の否定ではない、過去を知っている今だからこそできる過去改変~
-
脱童貞って軽い気持ちで過去改変――なんて物語ではありません!
秋色は、泥臭く精一杯に足掻く人間臭い主人公です。巧みな心理描写により与えられる情報が、あなたの頭の中に一人の人間を生み出すことでしょう。
彼の心に没入してからが本番。そこから始まるタイムリープを、秋色と体感していきましょう。
【圧倒的、臨場感】
キャラの作り込みは随一と言えるでしょう。そこに加わる繊細な描写が、作品の世界から"あなた"を放しません。
相関図が欲しくなるくらい、濃厚な人間関係が描かれています。
【ヒロインの魅力】
ヒロインに対する作者さまの情熱も素晴らしいですね。
おかしい? そんな事はありません。読めば、あなたも虜になるのですから。
【考察が楽しい】
タイムリープ故の面白さでしょうね。仕組みの解明や、展開の予想が面白い!
贅沢な作品です。読了して余韻を楽しんだ後、さらに楽しみが待っています。
最強魔女ですが怖がって男が寄ってこないので、異世界に転生してみました。あれ、これって性別間違ってない? in 山口県。
- だまされたと思って読んでみてよ。
-
なあ、このレビューを見た君。
まあほとんどが、山口県に興味は無いだろうね。
この作品を読んでみると良いぜ。
どこを見ても山口県への愛に溢れている。
りかいできない?俺もだった。
るりこーじ、センザキッチン……山口県の名所だ。
そりゃ知らないよ。俺も行ったことないもの。
でもね、この作品素晴らしいのは、知らなくても興味を持てる書き方をしてること、後書きの解説が軽妙なこと、作者さんわざわざ取材旅行までして写真入れてること。
読んでると、いつの間にか山口県が好きになってるんだ。
だまされたと思って読んでみてよ。
もちろん、キャラクターの魅力や、小説としての面白さが根底にあるのは間違いない。
異世界人の主人公目線で語られるズレた感覚、個性的なキャラクターたちが織り成すストーリー。ちょっとラブコメしはじめやがって爆発しろ。
とにかく、ぜひ読んでくれ。
最後に、洋楽好きなやつ、必読だ。
テレポーター
- 読み出すと生活リズムにまで食い込んでしまう程、読むのが止められない。
-
読み出してみると面白い。ふと正気に戻ると窓の外が明るくなっている。
こんな面白い作品です。
上記を踏まえ、読書中に並行して私の頭の中には、ループしている思考が存在しました。
0、これなら書籍版買って読もう。検索する。書籍化してない。愕然とする。
1、週刊少年ジャン◯の原作でイケるんじゃ?
2、アニメ化も普通にイケるんじゃ?
3、いやいや書籍化しないと作者様が儲からないし?
以降1、2、3、がループします。
出演するキャラは誰もが個性的で、印象に残りますが、その中で私の一番のお気に入りは『豪徳寺大和先輩』です。
昭和の漫画か! と突っ込みたくなる程の凶暴さと清々しさを持つ言動。拳で語り合うという、ある意味危険でありながら、認め合うことができればここまで頼りになる先輩も居ないんじゃないかと思います。
閑話休題、本文の方ですが濃いです。息をもつかせぬ展開に、非日常と日常が混在しながらもバランスがよく、読み出すとのめり込んでしまうのは仕方がないでしょう。
書籍化されていない以上、なろうでしか読むことが出来ない名作です。
是非御一読を。
ネコと転移 ~二次元知識皆無のフリーターと、助けてくれた恩人を手助けしたいネコとの異世界物語~
- 自由なコンビの異世界冒険譚
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本作は、自由気ままその日暮らしを謳歌する青年が、白猫を庇って事故死するところから始まる。
ファンタジー世界へと転生した青年は、自分が助けた白猫と再会を果たし、異世界でゆったりライフを満喫。
よくある異世界転生と思ってその先を読み進めないのはもったいない。本作の見どころはしっかりとした描写と、スムーズなストーリーの組み立て方。
そして、どこまでも広がっていくような世界観は、確かな土台の上に作られており、戸惑うことなく物語へ没入できるだろう。
高い表現力によって生み出される二人の生活は、リアル感満載。どこかのんびりとしながらも、きちんと異世界ならではの波瀾に満ち溢れ、読み手を存分に楽しませてくれる。
白猫とフリーター。
それぞれの特技を生かし、共に支え合いながら、自由気まま気の向くまま、旅するように物語は続いていく。この和やかな空気が好きになる人は多いはずだ。
是非ご一読を。
JKだけど、前世は異世界の大魔導師(♂)だったらしい
- 百合好き必見の現代ファンタジー
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本作は、普通の女子高生だった主人公の下へ、異世界から獣人の娘がやって来るところから始まる。
聞けば、主人公の前世は異世界の大魔導師で、獣人の娘はその従者。主人が生まれ変わろうとも変わらない忠誠心で、現代に留まることに。
この作品の魅力は、何を差し置いても百合に違いない。ご主人にしか愛撫を許さないいじらしさ。愛くるしい行動。付き従う従者の方が背が高いかつ隠れドSというのも、萌えポイントに違いない。
また、ストーリー的にも他にあまり見ない展開を見せる。前世の記憶は何も思い出せないまま、母親や友人、前世の関係者たちが巻き起こすトラブルに振り回される主人公。
読んでいて気持ちをほっこりさせてくれる、ハートフルファンタジーだ。
是非、ご一読を。
悪は滅びた。正義も死んだ。~正義のヒーローと悪のヒロインによる奇妙な異世界冒険譚~
- ライダー系ヒーローが異世界に転移したらどうなるか?沢山起こりくる衝撃的な展開も一読の価値あり。
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主人公戌亥浩太は、正義のヒーローレヴァンテインとなり、悪の組織と戦い、結果最後の敵を相討ちで倒したが、その際異世界に降りたった。
レヴァンテインに変身するには電気で充電する事が必要だが、異世界に電気はない。そこへ、悪の組織の幹部の一人、リカルドの雷が使える特性にて充電が可能だと知り、それが理由で仲間になる。
目的は同じようで違う二人。
元敵同士が共に旅をする事への弊害、リカルドのこの世界で知り合った人との交流による心情の変化、浩太の正義感や迷い、更には衝撃的な事実や現実と立ち向かいながら、仲間とは言い難い二人が織りなす道中は、読んでいてワクワクします。
展開も早く様々なフラグも立てながら進む物語。文章も堅いなりにテンポもいいので読み易いです。
久々に出会った良作です。
音楽家はスキル【演奏効果】で仲間を次元突破させる異世界最強職だった! ~勇者? 俺は個人より仲間を引き立てる男なんです~
- 演奏中にイレギュラーが発生して、気が付くと異世界に来ていた主人公の八雲(ヤクモ)。
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個性豊かなキャラ(仲間)が多数登場し、各キャラの過去話もあるのでキャラを把握しやすく、読みやすいです。
個人的に大好きなのは、ヤクモのことを弟君と呼ぶお姉ちゃん(アンナ)です。
ユーモアのあるあとがきにも注目で、11話のあとがきが、アンナ推しの僕は大好き。
音楽あり(演奏シーン必見)、ギルドあり、スキルあり、パーティー戦もありの異世界音楽ファンタジーをご鑑賞(お読み)くださいませ~
蜥蜴の尻尾~久々にギルドに顔出したらギルドマスターにされていたので、残っていた少女とギルド再編する羽目になりました~
- 主人公のニケルは剣術大会で優勝経験もある剣士。
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実際、かなり腕が立ちます。
そんなニケルは、ギルドマスターの相手がめんどくさくなり、長い間ギルドに顔を出しませんでした。
ある日、彼がギルド「蜥蜴(とかげ)の尻尾」に行くと、知っている仲間がだーれもいません。
うっとおしかったギルドマスターも引退していました。
変わっていたのはそればかりではありません。
ニケルは新しいギルドマスターに任命されていました。
膨大な借金も背負わされてしまいました。
なんてこったい!
まさにギルドの名前と同じ「トカゲのシッポ」切り状態です。
新米ギルドマスターのニケルは、これからどうなってしまうのでしょうか?
見た目は少女の魔族パトリシアや「美女の形をしたゴリラ」(ニケル談)のティルテュ。
個性的な仲間がドンドン増え、ギルドマスターはホントに大変そうです(笑)
サイコパスな父親のサイコパスな息子がサイコパスを生み出そうとしている件について
- シリアスなお話であり、今後の流れが非常に気になる作品です。
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まず、主人公の家庭環境は私たちが送ってきたものと全く違います。
父親は息子を優秀な存在に育てるために、歪な教育をしていました。主人公が生まれるとすぐ母親と離し、学校には通わせない、父親以外の人間とも会わせない。
いるのは主人公の邪魔をしない、ロボットのような実験スタッフのみ。
そんな主人公・優作は研究室を与えられ、一日中実験をしています。そこで成功した一匹の猿。
この猿によって、優作は学校に行く羽目になり、学校という環境の中で今まで得られなかったこと知り、大変な事態を引き起こすことになります。
この大変な事態というのが、『読んでいる読者にとって』であり、主人公は相変わらずサイコパスな考え方をします。そういった思考が随所に現れる点が、作品の味を出しているといえるでしょう。
親子の今後、事件の今後の展開を注目して読みたい作品です。
黒疫(くろえ) -異能力者たちの群像劇―
- 【ダークファンタジー】悪の秘密組織に所属する怪人達の群像劇【異能バトル】
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キャラクター達の設定と個性が魅力的な良ダークファンタジー。
この小説は主に4人の視点で話が進んでいく。
多濡奇(たぬき):セイレーンの子孫。異能は歌。
奈崩(なだれ):ひだる神の子孫。異能は細菌。
九虚(くこ):空狐の子孫。異能は治癒。
志骸(しがい):油赤子の子孫。異能は爆弾。
怪人たちは幼いころから殺し合いをして育つ。
そこは不条理な世界。強者だけが生き残れる世界。
そんな世界で生き残った怪人たちは皆、深い背景と信念を持っている。
この小説ではそんな彼らを生々しく描いている。
それぞれの視点で価値観が変わり、物事の見方が変わる。
一方の視点で感じたことが別の視点で覆される。
そのため、それぞれ主人公の関わり合いがたまらなく面白い。
暗いくてえぐい描写も多々あるが、続きが気になってページめくりが止まらない。
ダークファンタジー好きな貴方にはたまらない、読み応え抜群の作品です。
最後の侍、異世界で幼女になる
- 己を貫き通し、死ぬとわかっていながら、刀一本で鉄砲隊に立ち向かって行くような、正に"漢"な主人公。
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ゴリゴリの佐賀弁を喋り、曲がったことが許せない、忠義者の快男児。
今日も許せぬ悪を斬り、困っている人を助け町を行く。
しかし!
そのサムライ主人公は!
10才の銀髪美少女なのである!
一番ヶ瀬央一郎は、戦いに敗れ、気がつくと貴族の家の娘ヴィオレーヌに生まれ変わっていた!
貴族令嬢として育てられるヴィオレーヌだったが、前世の央一郎の自我がそのままな為、その精神は正真正銘の九州男児。
女になっても生き方を変えられず、女性の華奢な体に戸惑いながら、それでも剣の道をゆく!
九州男児貴族令嬢という、焼肉とショートケーキを同時に食べたような不思議な主人公。
一見食い合わせが良くないように思えますが、読んでいく内にいつの間にか、不思議な味の虜になっていました。
ぜひご賞味あれ!
異世界では子供でも最強で最弱扱いの狂想曲
- 突如路上で暴走したトラックに引かれてしまった大学生。
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目が覚め、気が付くと子供に転生していた事に気付く。昔から弱い者扱いを受けていたが、本来の姿を証明する。
下僕あり仲間ありの異世界ライフを送る。魔物や魔王まで登場して主人公は倒しまくる!そして異世界に隠された陰謀が明かされる時、主人公を狂わす驚愕の大事件が待っていた!
ある少女から託された約束を果たすため、主人公が受け継ぐ。夢と希望に満ちた世界を変える!
※強い表現や感情などがあるかもしれませんので予め御理解とご了承を宜しくお願いします。
(内容は面白い小説となっているので安心してください)
スライムしか召喚できないのでパーティーを追放されたけど同じ境遇の美少女たちと協力したら無敵スライムが生まれて一発逆転できた上にハーレム状態になっちゃったんですけど
- 超王道テンプレ合法ハーレムファンタジー!
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本作品はパーティから追放された主人公が、同じ境遇の人達と意気投合してパーティを組み、成り上がっていくお話。
そしてこの新パーティ、全員美女で全員スライム召喚士なのである!
世界観はわかりやすく説明されており、ゲーム風なので取っつきやすい。
パーティメンバーは個性豊か(過ぎる)なため好みのキャラを見つけやすく、各種相棒となるスライムも可愛らしい。
ところかしこに有名パロディも散りばめられておりわかる人はクスッとくるかも!
そして本作品の胆はそのパーティメンバーや相棒スライムとの『絆』が重要視されている事!
合体技で無双していく事が前提なので、『パーティと仲良くなる必要がある=ハーレム展開に意識的に持っていける』! これぞ合法ハーレム! ブラボー! ……おお! ブラボー!
そんな面白サクセスストーリー、是非覗いて見てください!
無実の罪で一族もろとも処刑されたので甦って報復しました。それはもう徹底的に!!
- ファンタジー代表超絶ホラー!圧倒的容赦のない蹂躙劇!!
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この物語は、主人公エミリアを含む一家一族が無実の罪で処刑されてしまう所から始まる。
そしてその後が凄い。なんと処刑された一家一族は、エミリアの死と共に全員アンデッドとしての復活を遂げてしまうのだ。
意思をもつアンデッドと化した主人公達はそのまま王国側への報復を開始する。
自分達を陥れた者達を、この国の国民たちを例外なく殺害していき、更に殺して尚地獄の報復を続けていくのだ!
ホラー映画のようなじわじわと忍び寄る恐怖ではない。
通常の復讐物のように念入りにターゲットを陥れていくのとも違う。
この瞬間的状況転換と圧倒的容赦のなさが凄まじい。
是非とも本作を読んでこの疾走感を体験してください!
テンプレ大戦 ~異世界の主人公勢揃い! だけど全員、ちょっとキ×ガイ?! 外れスキル男の俺、美少女賢者と共にチート主人公たちとのデスゲームを勝ち抜く!~
- なろうお約束主人公達の超絶バトルロイヤル!!
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外れスキル男、婚約破棄ヒロイン、悪役令嬢、パーティ追放者、おっさんの娘、魔王、賢者────
このサイトを見ていたら誰もが数十回は見たことある設定の者達。
それらが1つの舞台で壮絶なデスゲームを繰り広げるのがこの作品。
欲張りセットなオールスター達であるが、あるあるネタがちりばめられている中、皆が皆がどこかおかしい個性的な面々。
そしてバトルシーンは迫力満点!
当サイトのランキングを見ていて誰もが一度は考えたのではないだろうか?
「最強主人公ばっかだな。コイツらバトロワったらどうなんねん」
その疑問に答えるべくスーパーチートバトルがここに開幕!
このお正月にコタツにミカンと本作品で、新年頭を楽しく過ごして下さい!
魔王は転生してもぼっちじゃない!
- あらすじから最高です
-
そんな最高のあらすじにつられて一話二話と読み進めていくうちに、どんどん物語へ引き込まれていく。
しっかり練られたストーリーと安定した文章力が私たち読者を虜にしていきます。
こんなに完成度の高い小説がタダで読めるなんて、「小説家になろう」というサイトの凄さを感じました。
これ以上書くとうっかりネタバレしてしまいそうですので、この辺りでレビューを終えさせていただきます。
ぜひ皆さんもご一読ください!
魔物を従える”帝印”を持つ転生賢者 ~かつての魔法と従魔でひっそり最強になる~
- 暴徒が宮殿を襲撃し、皇帝ルディスは不遇の死を迎える……
-
物語はそこから始まります。
千年後。
ルディスは辺境の農家の子どもとして転生します。
しがらみの多い皇帝とは異なる自由な立場に、ルディスは喜びを覚えます。
こんな人生も悪くないかもしれない。
けど、この世界のことも知りたい。
そんな彼の前にあらわれたのは、転生前に従えていた従魔。
姿を自在に【擬態】できるブルースライムのルーンです。
ほかにも生きている従魔がいれば、会ってみたい。
ルディスの冒険への思いは、一層強くなっていきます。
魔物を従える”帝印”を持つ転生賢者ルディス。
謎に包まれた転生までの千年間の歴史。
従魔と人間ーー新旧の仲間たち。
最強と平穏の両立を目指す男の物語がいまここに始まる。
転生マールの冒険記 ~優しいお姉さん冒険者が、僕を守ってくれます!~
- 『優しいお姉さんは、好きですか?』
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主人公のマール少年は転生者。
右も左も分からない異世界で生き延びようと必死です。
優しいお姉さんのイルティミナは、そんなマールに優しくしてくれます。
『キレイなお姉さんは、好きですか?』
イルティミナさんは、とってもキレイなお姉さん。
一緒に旅を続けるマールは、ドキドキしっぱなしです。
『強いお姉さんは、好きですか?』
イルティミナさんは「銀印」の魔狩人。
マールを守るために戦います。
強いお姉さんは未熟なマールが心配でたまりません。
けれどマールは、優しくてキレイで強いイルティミナさんに頼ってばかりではありません。
早く一人前の冒険者になろうと、今日も修行に励みます。
圧倒的な世界観と魅力的なキャラクターたち。
マール少年の冒険活劇に皆さんも夢中になると思いますよ!
ろば耳
- この小説が面白すぎてヤバイ!
-
どこが面白いかって
ネットで検索した文字列を、技名にする対戦アプリゲームが出てくるんだけど
検索したAV女優の名前を勝手に技名として言っちゃったりで
皆、秘密を対戦相手に公開処刑にされちゃってる所w
でも、検索に打ち込むときの「愛」だけが勝負を決するこのアプリでは、「秘密にしてる超好きなもの」がある主人公は徐々に頭角を現していきます。
でも、面白いのはそこだけじゃなくて、
自分の内に秘めていた物を共有できる友達が増えて、広がる交友関係。
その中で、主人公の秘密も明らかになって、物語はどんどん深く、あなたの笑いのツボに入っていきます。
すらすらと読めて、気付いたら、どっぷりと面白さに浸かってるような小説です。
もう、笑いとニヤニヤが止められない!
いいか?絶対に外や電車で読むなよ……!
アンダーハウル
- 科学とオカルトの交差する独特の世界観とか
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緻密で繊細な美文とか。
手に汗握るバトル描写とか。
そういった所ももちろん今作の欠かせない、また大いに推していきたい魅力ではあるのですが、尺の都合もありますので今回はあえてヒロインへの愛を一方的に叫んでいきたいと思います。
黒髪美少女。イズ。この世の真理。
巨乳。お嬢様。武器は刀。特殊能力者。性格は健気な狂犬系。
ウオオー!ネヴたん俺だー!解体してくれー!
エクセレント。
これほどの黒髪美少女を見られたので、もう今世には未練がありません。
やっぱりあります。
白髪長身巻き込まれ不憫系一般人枠男子イデさんがネヴたんとどのような関係で落ち着くのかわからない間は、気になって気になって夜しか眠れません。
頑張れイデさん。負けるなイデさん。
末永く続きをお待ちしております。
純朴不憫男子×天然狂犬女子が好きな人は読まないと損ですよ!
死体漁りのアルマーニ
- 残酷な世界で、たったひとつの愛を叫んだ!!!!
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この作品にはたくさんの魅力的な要素があります。世界観とか、アクションとか、キャラとか。
そのなかで、僕が特に好きなのは、主人公とメインヒロインのカップル。
このふたり、めっちゃ良い……。
とある事情により、ふたりは素直に愛し合うことができないでいます。それも、簡単な事情ではありません。世界観の根本にふれるような、とても重大な事情です。
でも、アルマーニとヒロインの二人は、その事情をかかえながらも、お互いずっと一途に愛を貫いています。
ふたりとも「自分はこの人の側にいないほうが良いのかも」という後ろめたい気持ちがありつつ、それでも好きなんです。
そこがすごく切なくて、このカップルが大好きになりました。
ジャンルはファンタジーで、バトルもたくさんあって、魅力的なキャラもいて……なので、あえて恋愛要素についてとりあげるのは変かもしれませんが、ぜひこの二人の愛を知ってほしいと思いました!
近所の森に行ったら妖精界と繋がっていた件~剣が使えないので可愛い妖精と水鉄砲で世界を救います
- 妄想力を鍛えれば僕も強キャラになれますか!?
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この作品はタイトルの通り、近所の森から妖精の世界へ転移してしまうという設定の物語です。
大筋の部分は、主人公の男の子達三人が妖精界の異変を解決していくファンタジー作品で、幻想的ないきものや魔法を使った戦闘など、王道の要素がたくさん盛り込まれています。
それにプラスして、この作品のなかで印象に残るのは、キャラクター同士の何気ない会話パート。
妖精さんたちがお茶会でガールズトークしてたり、温泉で戯れていたりしている様子はとても可愛らしい。
RPGゲームのように展開していく物語は章ごとにボス敵を撃破していく達成感があり、ときおり挟まる日常やコメディ調の会話では和気あいあいとしたキャラクター達のやりとりに和み、という感じで、いろんな方向から楽しめる作品です。
なお、この作品で重要になる「夢見る力」は、妄想力とは別のものらしいので、妄想が激しくても強キャラにはなれないみたいです。しょぼん。
公爵家の男装令嬢は、
- 転生したくない生きたくない死にたがりの少女が、女神様によって不死の吸血鬼に転生させられてしまったので、死を求めながらも生き続けていく物語
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転生と聞くと、新たな人生の始まりでとても楽しそうに見える。
でも、必ずしも転生したい人ばかりではない。
中には、二度目の人生なんてまっぴらごめんだ、という人もいる。
この物語の主人公もそうである。
転生なんかせずに無になりたい。
お願いだから消してくれ。
次の幸せなんか要らない。
そんなことを願っていた。
でもそんな願いとは裏腹に、女神様によって強制的に転生させられてしまう。
ふざけんなよクソが!?と思っている主人公だったけど、さらに不幸が。
転生したのは”不死”の吸血鬼。
ちょっとやそっとじゃ死ねないし、仮に死んでも転生させられる可能性がある。
ならばどうする?
これはそんな死にたがりの狂気な少女が、死を求めながらも生き続けていく物語。
不幸な前世に囚われながらも、今世をどう生きるのか。
彼女の行く先を最期まで見届けたい作品。
世界を救えば別だよね?
- ただの成り上がりチートストーリーではない、残虐な魔族となってしまった、とある矮小ないじめられっ子の異世界ファンタジー
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とあるトラウマを抱えた、いじめられっ子の少年。
突然日本から異世界へと転移させられるも、即、死の直面に出会う。既に体の一部を屠られ、生死の境をさまようその原因を作ったのは、とある女性と複数の男性だった。
訳の分からない状況で狙われ続け、死にたくない彼は逃げ続ける。同族である魔族が救い出してくれるも、彼は素直に喜べない。
何故なら、彼は魔王の息子だったから。
この世界の魔族は、人間を虫けら当然のように扱い、いたぶり、屠り、凌辱する事を愉悦する、通常の道徳心を持っている少年にとっては堪えられない人種だった。
なら、自分が変えればいい。それが、この小説の題名に繋がります。
ただのチート持ちの成り上がり小説ではない、弱くて自信のない、過去トラウマを抱えた少年が、非人道的な魔族の、魔王の息子として異世界で生きて行く、ありそうで今までになかった良作です。
白のネクロマンサー ~死霊王への道~
- タイトルの回収がどうなるか気になる作品
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ネクロマンサーや死霊使い、この単語からどういうイメージを持つでしょうか?
ダークファンタジーやハードコアといったものを連想するかもしれません。
だがこの作品はちょっと違う。
王道にしてアツい展開。
お勧めしたい点を上げればキリがないのですが、特に是非読んでもらいたいのは1章ラストです。
幼少から効率厨とも言える知識チートで育ち、村でその才能の萌芽をスローライフのほのぼのさと共に丁寧に描かれます。
それだけに村を襲った悲劇、そして大切なものとの別離、生き残った仲間といったドラマの盛り上がりは堪りません。
そして何よりその悲劇があって尚、ネクロマンサーを目指す主人公。
この悲劇を体験してどうやってこのタイトルの『白のネクロマンサー』へと至るのか?
現在3章も終わり、様々な謎を抱えつつネクロマンサーへの道を歩みつつある今、この展開から目が離せません!
異世界には外れスキル【すれ違い】とおまけスキル【両利き】を覚醒させて~俺は双子姉妹の召使い(スローライフ)から成りあがる~
- 個性豊かなヒロインたちと堂々とした召使い(主人公)のイチャラヴストーリー。
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楽しそうに双子のお嬢様に仕える越谷優斗。
同僚のメイドにも好意を持たれ、イチャラブ生活を満喫する。
彼はなぜそんなにモテるのか。それは召使いという仕事をこなしつつ、大事なときには助けてくれる存在だからだろう。
女性は、仕事もできて困ったときにはナイトのように助けてくれる強い男性が好きだ。
彼、越谷優斗も(敬語を使わない召使いだけれども)地獄の修行のおかげでかなり強い!
そんな彼と、彼を囲む女性たちとのラブを読みつつ、召使い生活(のち、冒険生活)を読んでほしい。
そして彼が女性たちを助ける勇姿をぜひご覧あれ。
坊ちゃんの下界事件簿
- ほっこり温かな物語に心癒される
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山神と人との息子であり自身も神である草草こと坊ちゃんと、草々至上主義の守役二人が、人間界にて色んな事件を解決していくお話です。
「しゃばけ」を彷彿とさせるお話ですが、より軽快で推理(や解決策)が面白いと思います。
妖が原因だから退治する、人が犯人だから逮捕してもらう、という単純な結末ではない点が良いです。
主要キャラもそれぞれに可愛さを感じられる性格です。
意外と自分の意思を通す坊ちゃんや従妹よりもビビりな従兄、要領の悪い割に坊ちゃん効果で事件を解決する役人、幼いのにしっかりした妖、美人なのに少し抜けた所のある仙などがくすりと笑わせてくれます。
一話完結型で読めるのも有り難いです。読んだらほっこり心和むこと間違いなしです。
また、同作者様の「老魔術師は二度目を生きる」もお勧めです。
まおよめっ!~幼馴染が実は魔王で本当の聖女は私だそうですが、何も知らないままに求婚されました~
- ポップなタイトルとは裏腹に繰り広げられる、重厚なストーリー
-
主人公は魔王の花嫁として連れてこられた、ただの村娘…のはずのレフィア。
しかし本当は本人も周りも気付いていないが聖女だったり、魔王様は実は昔同じ村にいた年下の男の子だったりして、お互いそれらを知らずに色々と事件が巻き起こるドタバタした雰囲気でポップな感じで進んでいくラブコメディ、
と思いきや2章3章と読み進めていくと……
一言でこの作品を評すると王道――これに尽きます。
必ず全てのエピソードに救いがあるわけでなく、そこは賛否が分かれそうなところですが、それらを糧に成長する主人公たち、そして散りばめられていた数々の伏線が回収されていく爽快感。
これらを繊細な描写で描かれていく様は圧巻の一言。
是非どっかりと腰を下ろし、じっくりとこの世界観に浸りながら読みたい。そんな作品です。
フリーター、城を買う ?格安物件をローンで買ったら異世界のお城でした。しかも中途解約はできないそうです。ちくしょう!?
- 大半はコメディで出来ています(笑)
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中年男性のリストラから始まり、不幸からのスタートかと思いきや……それが只の前振りだったと知らされる。
ピンチな状況からの想定外の逆転劇。
逆転したかと思いきや、次々襲い掛かるリューキへの災難。
しかし、シリアスな展開すらも笑いの為の伏線だったりします!
「1LDK」も読み進めるとラブコメか!?……と思いきや、ラブ要素はかなり控えめ。(ほぼコメ)
という訳で、コメディ多めが好みの人にお薦めです♪
天才屍術士が日本に転移したけど、死体が無くて詰んでる
- 死体がなければつくればいいじゃない?
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ひょんなことから現代日本にやってきちゃった魔王軍の面々。
魔王さまはなぜか幼女になり、魔竜はトカゲに、ハルピュイアは……地下アイドルに。
主人公は屍術士だけれど、この世界にはなんてこった死体が無い!
というわけで、死体確保のために葬儀屋になってみたり、樹海へ立ち入ってみたりするけれども失敗続き。
なんだかんだで現在はサラリーマン。
そんな彼らのユルコメディ。とりあえず一話見てみれば雰囲気つかめるのではないかと。
物語は途中からコメディだけでなくバトル展開も出てきて、屍術士や魔王という設定も生かされています!
彼らは無事に第二の故郷を手に入れることができるのでしょうか!?
1000年かけて、貴方を殺せる喜びを
- このレベルの小説が無料で読める喜び。兄妹喧嘩とは名ばかりの、千年の時と世界を超える壮大な運命の物語
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輪廻と転生。不幸にも二人は結合双生児として生を受ける。だが彼らの本当の不幸は、その出生ではなかった。
何度も生まれ変わり、互いに殺し合う運命。ある時は現代日本、ある時は12世紀の西ヨーロッパ、ある時は元寇の脅威に晒された鎌倉時代末期等々。
お互いの持つ特殊能力によって、それぞれのシーンで活躍する二人。純粋な悪と神聖な心の対峙と思いきや、二人はそこまで単純ではないようだ。
人知を超えた二人の共存と殺し合い。そして千年経った今、二人の関係は新たな進展を迎えるのかどうなのか。
書籍化した人気小説を読んでいる錯覚に陥りそうな、とても綿密に作り上げられた内容と、それなのに読み易く飽きがこない展開で、とても面白い、良作です。
転魔撃滅ガッデムファイア
- 熱い名作がこっそりと隠れてますよ。
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えーと、設定集0話は読み飛ばして下さい。
何故? と思われるかも知れませんが……
実は、設定がみっちりと事細かに7万文字も書かれてます。なので1話から読むことを強くお勧めします。
そして本文の方ですが、没入感のある綺麗な文章、情景が目に浮かぶ描写に『これこのまま書籍化してもいいんじゃね?』と思うくらい完成度が高く面白い物語です。
1話目から『おや? これは……』と感じるはずですが、そのまま読み進めて下さい。理由はすぐに分かります。
私はアーサー・ペンドラゴンの件が片付いてから、0話を読みましたがヤバいです。今回の松本先生は本気出してます。
願わくば、沢山の人にこの作品を読んでいただけるようにと思いレビューを書きました。
隷属スキルで最強ゴーレム!?~惑星の守護者になった男~
- ゴーレム転生という新境地を、読者のワクワク感を突きながら連載しているにくい作品
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山元明が転生したのはゴーレム。
人でも魔物でもなくゴーレム。しかも筋肉大好きのちょっと変態?
だが、ゴーレムには本来持ち合わせていないはずの人としての感性や感情が、彼を成長に導く。
彼の特異な特徴だからか、様々な「縁」が彼の元にやってくる。
それに流されるがまま、彼はとある少女を守るべく、修行を始めるが……。
ゴーレムと言う体質によって、沢山のメリットとデメリットが潜在し、その運命に翻弄されつつも必死に生きようとする主人公がとても人間臭くて読んでて共感出来ます。
更に背景描写と世の中の渾沌等、色々なフラグを想像させ、次回更新が楽しみになってしまう良作。登場人物達がどのような運命に翻弄されるのか、飽きの来ない作品です。
異世界には外れスキル【すれ違い】とおまけスキル【両利き】を覚醒させて~俺は双子姉妹の召使い(スローライフ)から成りあがる~
- 鈍感でない綾崎ハ〇テw
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過去に週間少年サンデーで連載していた「ハヤテのごとく!」を思い出しました。
お嬢様に使えていたり、人外の強さや、やたらと器用な所。
そして、天然ジゴロな所とかw
ただ、ラノベ風のテイストですし、主人公が鈍感で無いのでラブコメのラブ要素が非常に強い!
ラブコメ好きで、イチャラブをニヤニヤして読みたい人には非常にお勧めです!
マジック・ラプソディー
- 恐れと、魔法。様々なコンセプトが交わる、とても読み応えのある小説なのです。
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ある日、少女は魔導士に目覚める。
それから、世界唯一の魔導士専門学校に通い始めることになって……。
魔法について、肯定の意見もあれば否定する者もいる。現世とあまりかけ離れていないこともあってか、世界観はとても理解しやすい。
そして、無魔法の存在とは。
『失う』という言葉について、ちょっぴり考えされらせてしまいそうになります。
気になったら。読みたくなったら。 是非とも、一読を。
ホームレス転生~異世界で自由過ぎる自給自足生活~
- ホームレスの成り上がり人生が、異世界だったらこうなる、を形にしただけではない、深い作品
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田中真一56歳の、転落した人生の説明から物語は始まる。
それなりに成功していた彼だが、自分の過失ではないにも関わらず、立場上責任を取らされ辞職し、妻子も失い、ホームレスとなる。
だが、彼の住む地域で異変が起こり、とある異世界の洞窟内にて新たな生を得るが、ホームレスとして活動していた知識が活きたようで、意味が分からないながらも、そこで生活をし始める。
という、異世界での生活が始まる前から、興味を惹かれる内容で、魔法が使え魔物が住む異世界で、ホームレスという立場をどう活かしてなりあがっていくのか、非常に楽しみになる作品です。
更に異世界では当然ながらヒロインも登場し、前の世界の妻子が気になりつつも、異性との関係が気になるラブコメ要素も盛り込まれ、恋愛要素も楽しめます。
作品開始からもうすぐ2年になろうとしていますが、未だ色褪せず楽しめる良作です。
白のネクロマンサー ~死霊王への道~~
- 第2の人生はゲームの世界
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主人公はMMORPG「ディスガルド戦記」で第2の人生を開始させる。
ユニークスキル「死者との交信」を持っていたり、レベル上昇、ジョブチェンジなどゲームの要素を満載に取り入れながら、赤ん坊から徐々に成長していく姿を合わせ、非常に丁寧に書かれていて素晴らしいです。
キャラクター、世界観も興味深く、読み進めるのが楽しいと思えるもので、ストーリーも良く練られている作品!!!
笑顔の絶えない世界~道楽の道化師の軌跡~
- ストーリーの練り込みが出来ていて面白い作品!
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大のミステリー好きの私でも、異世界小説の描写や名称は小難しく読むことが少ないのですが、この作品はそんな私でも、主人公や登場人物の描写が頭にすんなりと入り、情景を思い描くことが出来ます。
更に、登場人物の個性が表現された会話は分かりやすく、登場人物各々の魅力が引き出されている為感情移入しやすく、読み進めれば進める程、読み手が作中に引き込まれます。
数々の伏線から、ストーリー展開を考察するのが今では楽しみになっています。
マーキ・ヘイトさんの心の豊かさ、発想力、独特な世界観は努力の賜物…否、天性だと思います。
そして、毎日更新されていることにも感服致します。
異世界小説が初めての方でも読みやすいので、お勧めです。
人生の途中ですがヤキトリと名乗ることになりました。
- 名前がヤキトリさんという冒険者だけど、名前だけではない。ちゃんと焼き鳥も出てくるよ!
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「申し訳ありません、只今ポンポチは品切れしておりまして…」(本文抜粋)
と、女神と漫才をしてからの転生。
幸運なことに住まいはすぐに確保でき、しょっぱなから少女(アホの子)とも仲良くなれるという幸先の良いスタートだ。
転生先の町の様子も面白い。
エルフやドワーフもいるなか、一般的にモンスターのカテゴリーに属すゴブリンやオークも、普通に町に住んでいる。
そんな町をもっと住みやすく、おいしい物を多くしたいと思ったヤキトリ。
彼は、彼の住む町や彼を慕う女性たち、周辺の人々とどう関わり、何をもたらすのか。
たまにギャグ、時にシリアス、少々のエロで進められるストーリー。