【重要】二次選考通過候補作品発表
【二次選考通過候補作品総評】
ご応募いただいた7,612作品の中から、二次選考を通過した作品100作品を発表いたします。
【二次選考通過作品 総評】
一次選考にご応募いただいた作品は、書籍化に対して手をかけている作品であるといえます。それは「設定の面白さ」「一定の区切りを読んだ段階で続きが気になるかどうか」「キャラクターが魅力的かどうか」「文章が読みやすいかどうか」といった基準であり、一次選考を通過した作品は一般的に「良い文章」「良い小説」と呼ばれる基準はクリアしている中での作品といえるでしょう。
二次選考には、そういった「良い小説」である作品の中から、「書店に並べた際に既存の書籍作品と比べて優れている・可能性を感じられる点があるのか」といった商業的な要素を加味して選考をおこなわせていただきました。
商業を前提としたコンテストである以上、商業的な部分はどうしても見なければいけない部分ではありますが、一言で「商業的」と申し上げましても、それは選考した時点での時代や時流、審査をおこなったレーベルのラインナップなど環境的な要因から、「展開の起伏」「文章のメリハリ」、「ワクワクする作品か」「可能性を感じる作品であるのか」という内容的な問題がございます。
環境的な部分は、当コンテストでは複数社協賛という見解の多様性から、総合的にある程度カバーできる面ではありますが、「良い小説」なのか「面白い小説なのか」といった点においては、読者と作者の近い「小説家になろう」というサイトに根付いた当コンテストであるからなのかもしれませんが、その領域に近い作品が多い印象がありました。
結果として、選考について長くかかってしまい、選出作品数も前回の作品数では収まりきらず、100作品ほどまで多くなる結果になりました。二次選考に残っている作品は「書籍化しても遜色がない」作品が揃っているとコンテスト側では考えております。
そういった作品の水準が高い中で、特に注目が集まった作品の傾向としましては、「すべての項目において優れている」作品はもちろんなのですが、「従来書籍化されている作品の枠からは外れたうえで、読者を引き付ける力のある・市場を打ち破れる可能性のある作品」にも従来以上に注目が集まる形となりました。
作品ジャンルとしても、異世界ものやVRMMO、転生ものなどが多くみられる中で、恋愛ものや学園もの、純ファンタジーといえる作品も残りました。これは回数を増すごとに顕著になっている点であり、「小説家になろう」あるいはそれを取り巻く市場そのものの多様化を感じられるものです。
また、もうひとつの傾向として、二次選考に残った名前を見ると、同一名及び書籍化を経験している方の名前も多く並んでいます。このコンテストは、作者に対してというよりも、作品を評価するものであり、既に書籍化した作家にも広く門戸は開かれています。
過去のコンテストでも書籍化経験の有無を問わず受賞者を選出いたしましたが、今回も作者の経歴は問わず、作品のみを閲覧して選考をおこなわせていただいております。
書籍化確定作品発表は5月21日13時から放送予定である、『小説家になろう公式生放送公開収録』にて発表いたします。約30タイトルが書籍化作品として発表予定となっております。
当日はニコニコ生放送他、会場での観覧も可能となっております。
昨年10月から半年以上にわたってお届けした当コンテストの大きな節目となりますので、お時間に都合のつく方はぜひご視聴・ご観覧くださいませ。
●『小説家になろう公式生放送公開収録』番組ホームページは下記バナーをクリック
●『小説家になろう公式生放送公開収録』公開収録参加チケットはこちら
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002189361P0050001P006001P0030001
●第四回ネット小説大賞 一次選考
>>>一次選考結果発表
○通過作品一覧(タイトル五十音順)
(ポイントはコンテスト締切時に取得したものであり、現在のポイントとは異なります)