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【重要】二次選考通過作品発表(70作品)
【一、二次選考通過作品総評】
数多くの作品にご応募いただき誠にありがとうございます。 10000作品を超えた第6回よりは若干の減数となるものの、ご応募いただいた9300作品を超える作品の中から、一次選考では1547作品、その中からさらに二次選考で70作品を選出いたしました。
作品の傾向としては、例年と同様に『異世界・転生』といったジャンルが多数応募される中、昨今のキャラ文芸作品の盛隆から『ヒューマンドラマ』や『ミステリー』など、現実世界を舞台としたジャンルの作品もこれまでより盛り上がっていた印象です。
また、今回よりスタートした『ゲーム部門賞』の影響から、緻密な設定や濃厚な背景を感じられる作品なども、多く見受けられました。
『ゲーム部門賞』を選考するにあたり、従来の『キャラクターや世界観の設定の面白さ』『文章の読みやすさ』『先を読みたくなるか』といった選考基準の中で、特に『先を読みたくなるか』『設定の詳細さや面白さ』を重要視した選考となっています。
作品としての面白さと設定としての面白さは似て非なるものではありますが、昨今のエンターテインメント市場では受け取り手に『作品の面白さ』を届けることが難しく、入り口(タイトル・あらすじ)でいかに面白さを伝えられるか…ということも、作品を手に取ってもらう上での重要なファクターとなっています。
そういう意味では、今回は過去コンテストと比較しても設定面での創意工夫が見える作品が多く、選考作業が良い意味で難航しました。その結果として第6回コンテストの倍以上となる1547作品が一次選考通過となったことからも、ご理解いただけるかと思います。
『魅力的な設定』は、作品に奥行きを与え、伏線を作り、要所で大きなインパクトを生み出す力があります。
今回は『ゲーム部門賞』の審査のため、設定資料の記載を推奨しておりましたが、今回に限らず、設定を事前に作成・整理しておくことは、作品への理解度を深め、新たなお話を生み出すことにとても役立ちます。
皆様が生み出した世界で、どのような人が暮らし、どのようなことが人々の暮らしを彩っているのか…そういった本筋とは関係のない部分に、作品の面白さが眠っているのです。
公開するか否かは作風や好みにもよりますが、今後も作品の設定を細かく作っておくことを強く推奨いたします。
二次選考についてですが、当コンテストは、『受賞=書籍化』という建付け上、作品としての面白さや斬新さとは別に『商業作品として成り立つか』という要素を外して考えることはできません。
面白い作品や構成がしっかりしている作品を選出した一次選考から二次選考に移る際は、加えて『商業作品となったときの魅力』という部分にも焦点を当てた選考となっていきます。
この点については過去コンテストの総評で書いた『作品がどういった読者の目に留まり、そして離さないか』といったものが大きく関わってきます。
流行を追い、読者を意識し、文章力を高め、市場を選定するといった行為はとても重要で、その上で自身が描きたい世界を生み出すための模索を続けていただければ、と願っております。
※今回残っている作品に関して、運営側で選考をおこなった作品となっており、
優先権を主張させていただいております。キーワードの取り外し等おこなわず、他社様から連絡が到着した場合には迅速に運営にご連絡をよろしくお願いいたします。ご理解の程よろしくお願いいたします。
※想定以上のご希望をいただき、御待たせしております感想付けに関しましても、当コンテスト終了まで継続させていただきます。
今回惜しくも落選してしまった方も、総評をもとにぜひ作品を書く・読むことを続けてください。
通過作品一覧(タイトル五十音順)
(ポイントはコンテスト締切時に取得したものであり、現在のポイントとは異なります。また、作品名、作者名につきましても締め切り時に取得したものとなります。)
もしよろしければ、中間アンケートにご協力をお願いいたします。