はじめましての方ははじめまして！
Swindと書いてスインドと申します。
そうでない方は、いつもご笑読頂きましてありがとうございます。

この度、拙作『異世界駅舎の喫茶店』が第４回ネット小説大賞を受賞させて頂き、
9月10日に宝島社様単行本として刊行させて頂くことなりました。
これも選考頂いたコンテスト関係者の皆様、そして応援頂きました読者の皆様おかげです。
この場をお借りしまして、まずは厚く御礼申し上げます。

『異世界駅舎の喫茶店』は、いわゆる異世界グルメ作品です。
食を通じて、主人公であるタクミ＆ニャーチ夫妻と駅舎や喫茶店を訪れる人々との交流をのんびりと描いております。

異世界といっても蒸気機関車の汽笛の音が鳴り響くような「近代世界」をモチーフとした舞台であり、
剣や魔法があるような世界ではありません。
1980年代中盤を代表する名作アニメ「名探偵ホームズ」のような雰囲気を思い浮かべてもらえれば
……え？古すぎて知らない？　失礼いたしました。

そんな『異世界駅舎の喫茶店』ですが、書籍化とは別にもう一つお知らせがございます。

そのお知らせとは、……なんと“コミカライズ”が決定いたしました！！

受賞・書籍化だけでも喉から変な声が出るくらいの驚きでしたが、コミカライズの第一報を頂いたときには、
それはもう息がしばらく止まっておりました。
余りのことに、出掛けた後でトラックにはねられて異世界転生するのではとビクビクすらしておりました（笑）

詳細はこのラノ編集部ブログにて追って発表となるとのことですが、頂いたご縁を大切にして、
コミカライズ版でも多くの皆様を楽しませ、そしてお腹が空いて頂けるよう頑張ります！

書きたいものを書きたいように書いてきた作品が、こうしてコミカライズまでさせて頂けるとは
本当に夢にも思っていませんでした。
しかし、貴重なご縁を頂いたのですから、ぜひ皆様に楽しんで頂ける作品となるよう、
そして今後の『なろうコン／ネット小説大賞』を目指される皆様に夢と希望を持っていただけるよう
精いっぱい頑張って取り組んでまいります。

書籍版も漫画版も、もちろんWeb版もご笑読ご声援いただけましたら大変幸いです。

２０１６年残暑が続く日　Swind