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【けん先生】受賞者インタビュー『転生したら才能があった件』|作品の見どころ・小説の書き方

転生したら才能があった件 ~異世界行っても努力する~/竹花ノート 

 

第10回ネット小説大賞において『転生したら才能があった件 ~異世界行っても努力する~』で
受賞となったけん先生に独占インタビューを敢行!

前半では『受賞作の見どころ』を、後半では『小説を書くときのコツ』などを伺いました!
ぜひ最後まで読んでみてください♪

    

受賞作品のご紹介

いくら努力しても報われない浪人生は、コンビニの女性店員とともに強盗を捕縛しようとした瞬間、異世界に転生することになってしまった。神様に“努力をしたらしただけ恵まれる才能”を望むんだところ、レベルアップに人より3倍の経験値が必要だが、確実に人より成長できる【天賦】と他者や物を鑑定できる【天眼】のスキルをもらうことになった。準男爵家の次男・マルスとして転生し、努力を重ねてステータスを伸ばしていたが、街の近くで魔物が溢れるスタンピードの前兆が見られて……。異世界転生努力ファンタジー、ここに開幕!

Amazon『転生したら才能があった件 ~異世界行っても努力する~

 

 

 

――――この度は第10回ネット小説大賞、金賞受賞おめでとうございます! ご応募されたきっかけを教えてください。

けん先生

誰かがタグに設定していたのを見て、「めっちゃかっこいいコンテストがある!」と思って応募したと記憶しています。

あとグランプリ100万円ですね(笑)!

 

――――金賞での受賞というお話を聞いた時、どのようなお気持ちでしたか?

けん先生

ネット小説大賞に応募する前から色々なコンテストに応募していたのですが、おそらくすべて一次落ちしていて(実はちゃんと結果を確認したことがないんですけど)。

今回も記念受験みたいな感じで応募してみたら、金賞という運びになりました。知ったときは嬉しかったです!

 

 ――――努力家なのに前世では報われなかった主人公が、異世界では『努力しただけ報われる』能力を手に入れるという物語。努力チートをテーマにした理由を教えてください。

けん先生

ぐーたら人間な私は努力できる人が眩しく見えるので、こういう人間になりたいという思いから書き始めました。

 

 ――――努力を大切にされている先生なのかな、と思っていたのでかなり意外でした(笑)! 本作で描きたいと思っていたことってありますか?

けん先生

本作は異世界転生、学園、ハーレム……とたくさんありますが、一番は『転生したら才能があった件』の最終話のラスト数行が書きたいですね。

 

 ――――もうラストが決まっているということですね(ワクワク)。真面目で好青年な主人公をはじめ、気持ちの良いキャラクターが多いですよね。気を付けている点はありますか?

けん先生

主人公の性格や感性ですかね。基本的に事なかれ主義で、よっぽどお兄ちゃんの方が主人公キャラなのですが、ヒロインのことになると主人公は変わります。

ヒロインを守るためにはどんな強大な相手でも立ち向かいます。その軸だけはブレないように気を付けています。

 

 ――――実は双葉社さんに見本誌をいただきまして、1巻を先に読ませていただきました!登場人物が皆さん美男美女でテンションが上がってしまいました……!先生からも感想を伺えますでしょうか。

けん先生

竹花ノート先生が描く主人公とヒロインの制服姿が見たいです!!!

 

 ――――あれ、ファンタジーですよね(学園ラブコメ……!?)! 先生から『小説家になろう』とWEB版の違いがあれば教えていただけますと嬉しいです。

けん先生

一番はステータスですね。書籍化する際、編集さんにステータスはインフレさせてくれ(増やしてくれ)と頼まれていたので、WEB版とかなり違っています(といっても桁が変わったりしませんが……)。それから、ステータスの表記の仕方も変わっています。

また、物語も行きつく先は同じなのですが、過程がまったく違うといったところもあります。真逆です。そのほかにも魔法、キャラ、戦闘など様々なところが変わっているので、WEB版を読んだ方でもしっかりと楽しめるようになっていると思います!

 

 ――――ぜひ『小説家になろう』の読者さんにも読んでもらいたい一冊ですね! 改稿もお疲れ様でした。先生から1巻の魅力・見どころを伺えますと嬉しいです!

けん先生

主人公のマルス、主人公の兄・アイク、そしてヒロイン・クラリスが成長していく姿と、竹花ノート先生のイラストですね。ヒロインが可愛いのはもちろんですが、本当にお兄ちゃんがかっこいいです!

 

 

 ――――広報担当の推しもお兄ちゃんです! 最後にファンの皆さんや、本作が気になっている方に向けてのメッセージがあればお願いします。

けん先生

会心の出来だと思うので、是非手に取ってみてください!

 

受賞作品についてのコメント、ありがとうございました!

続いては小説の書き方についてのインタビューです♪

 


 

 

――――『転生したら才能があった件』は小説家になろうでも大人気の作品ですよね! 書籍化するため、なろうで人気連載にするために意識していたことはありますか?

けん先生

毎日投稿をすることでした。

 

――――毎日投稿を実践するのは大変だったかと思いますが、いかがでしたか…? また、モチベーションの保ち方などがあれば教えていただけると嬉しいです。

けん先生

この作品を書き始めた時は、プロットという言葉を知らなかったです。ですが、先ほども言ったように終わり方が決まっていたので、その終わり方をするためにどのような伏線を張らないといけないのかは考えていました。

その次に決めたのは、登場人物でしたね。最初から決まっていたキャラは4人で、そのうちの2人は主人公とクラリスです(もう2人は1巻では登場していない人物です)。
そのあと伏線から、必要なキャラを補完していった感じですかね。

 

――――文章を書くときに、意識していること、注意していることはありますか?

けん先生

文字数ですね。短くなりすぎないように、長くなりすぎないように。1話あたり3000文字〜5000文字を目安に書いています。

 

――――文章を書かれるときに、意識していること、注意していることはありますか?

けん先生

執筆していて、自信がないときに接続詞を何度も使ってしまう癖があるので、できるだけ使わないように意識しています。

あとは心理描写をするとき、読者にとって「こうあってほしい!」と思えるような、理想の男性(ヒーロー)の心理ってなんだろう?という視点を意識して書いています。

 

――――そのほか、作家志望の方々や、次回のネット小説大賞応募者にアドバイスがあればいただけますと嬉しいです。

けん先生

まずはキーワードに「ネトコン11」をつけましょう。感想が欲しい方は「ネトコン11感想」と。

するとそれだけで、モチベが上がる感想がもらえる可能性が。更には応援イラストがもらえるチャンスも!
自分の作品にイラストがつくとさらにモチベが上がるはずです! さぁ「ネトコン11」に応募しよう!

 

先生、ナイスなお声がけをありがとうございます……(笑)! 皆さま5月からぜひご応募くださいね!

そして何より3月30日に出される『転生したら才能があった件 ~異世界行っても努力する~』を、ぜひチェックしてみてください!

 

 

 

 

    

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